会長挨拶
日本地域薬局薬学会
会長 小野寺 敏
会長 小野寺 敏
日本地域薬局薬学会の会員の皆様、日頃のご活躍に敬意を表します。本学会は、当時地域薬局の薬剤師があまりにも学会に対する認識が薄くアカデミックからほど遠いように思いました。現場の薬局薬剤師の学術活動、研究活動が活発でないことが気になっておりました。病院薬剤師は、医師などからの影響でそれなりに研究・学会活動が見られますが、地域薬局薬剤師におきましては、やっている暇はないとかやる必要がない、何を研究していいか分からないなどかなりの消極的な意見が寄せられました。当時は「薬剤師の社会的地位の低迷は、学術活動の低さとパラレル」というのが私の持論でした。これでは将来6年制になっても有能な薬剤師の受け皿が出来ないと思い、とにかく何でも良いから発表する能力をつけてもらうために、地域薬局薬剤師の公的発表の場としての研究会を作ろうとしたわけです。そのスタートとして1998年2月22日(日) (於:株式会社資生堂別館)に第1回地域薬局医療薬学シンポジウムを開催いたしました。200人弱の参加者で盛り上がり、関連業界の新聞でも取り上げられました。それから着実に進歩し2003年の第7回から日本地域薬局薬学会年会と名称を変更し学会としてスタートいたしました。しかしこの学会は当初から地域薬局薬剤師のみに発表の機会を与えておりましたが、近年地域薬局薬剤師も活動が広がり、病院薬剤師、医師、栄養士、大学研究室、その他などと共同で研究するようになって来ましたので、発表する資格を薬剤師のみでなく、地域に根ざした研究であればだれでも発表できるように変更いたしました。その際はできるだけ地域薬局薬剤師との共同発表を推奨することです。このように研究活動、学会活動を継続して、いずれ将来は博士号の取得を目指していただきたいと思います。そのためには、博士課程のある大学の医療薬学分野の先生に相談しその研究室の研究生になることをお勧めいたします。随分長い道のりになりますが、生涯教育と思って継続すれば博士号も現実となり、夢ではなくなるでしょう。そうなれば医師との疎通もやりやすくなることでしょう。是非この学会をステップにして、患者さんのためにも、薬剤師の輝かしい未来に向けて頑張っていきましょう。
学会事務局 連絡先
〒194-8543 東京都町田市東玉川学園3丁目3165番地
昭和薬科大学医療薬学系病態科学研究室
小野寺 敏
FAX: 042-721-1560
e-mail: onodera@ac.shoyaku.ac.jp
※お問い合わせは、e-mailにてお願いいたします。
昭和薬科大学医療薬学系病態科学研究室
小野寺 敏
FAX: 042-721-1560
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